フリーフライト研究室
プレーヤーのアイディア次第で、独自の技を作って演技することが出来、見ていて、とても楽しい。Windyがこのプレーをするようになったのは、ミニディスタンス競技では、スローイングの旨いプレーヤーには、太刀打ちできないし、Windyを見ていると、フリー演技も行けそうだと思ったから。次々と投げられるディスクを見るとWindyは、やる気満々に興奮してくる。例えディスクを遠くに投げられなくても、正確なタイミングで投げることが出来れば、キャッチ率が上がり、決められた時間内(〜90秒)でより多くの演技が可能だ。だからといって、同じ技が3回以上続くと評価されない(マルティプルを除く)ので、これを考慮して、演技を行う。得点は、キャッチして、初めてその演技の評価点となるので、いくら難しい演技をやっても、キャッチしていなければ、ゼロポイント。全体的にかっこよい演技であっても点数が低いのは、これに由来する。90秒間の決められた時間の中で、投球数25回、ミス率5回以内の押さえることが基本となる。
採点は、
- 難易度(ディフィカルティ)・・難易度の高い技が多数存在したか?
- 技数 ・・成功した技が多数存在したか?
- バリエーション&コンビネーション・・技の種類 が多彩か?演技の流れがスムーズか?調和がとれているか?
- フィールドマネージメント・ディスクマネージメント・・ディスクとフィールドを有効に使っているか?
- スピード・・犬及びプレーヤーにスピードがあるか?
- 跳躍力・・犬にとって安全な動きであるか?
- 俊敏性・・犬が俊敏に動いているか?
- 好感度・・好感の持てる演技をしているか?
- 演出・・演出のある演技をしているか?
- オリジナルティ個性的かつ独創的な演技をしているか?
演技は、5枚のディスクを用いて行う。ディスク以外の小道具は一切使用できない。ただし、犬及びプレーヤーのコスチュームは、自由である。音楽は、プレーヤーが、CDを用意する。最初の一枚を犬がキャッチあるいは、プレイヤーの手から放れた時点から90秒間。前奏の時間が長すぎて、なかなか演技に入らないプレーヤーが多くなってきたので最近は、音楽が始まってから90秒間のルールに変わってきた。
- スロー&キャッチ系・・プレーヤーから犬が離れていってキャッチする
- クロス系・・プレーヤーと犬が交差してキャッチする
- フロント系・・プレーヤーと犬が向かい合ってキャッチする
- パフォーマンス系・・犬のキャッチを目的としない動作(採点されないがあくまでイメージ作り
- マルティプル・・犬がキャッチしたとき、次のディスクが手から放れている状態が連続していること
技の種類と呼び方
- マルティプル(アベレージスロー・トリックスロー・マジックスロー)
- クロス(オーバー・ボルト・テイク)
- フロント(キャッチ・フリップ・バタフライ)
- パフォーマンス(ロール・エイト・スピン・オンザボディ・ドッグキャッチ等)
「人と犬とディスクを如何にバランス良く見せるか」それが、フリーフライトの課題です。
注意!!:常に背骨、股関節などへの負担が大きいことを考えて、くれぐれも慎重に
練習してください。あくまで愛犬と楽しむんだ、と言うスタンスを忘れないで。
日頃のチェックと身体作りも大事です。股関節の弱い子には無理なスポーツと思います。
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